車中泊DEお遍路 その1
四十路を過ぎて、疲れが明後日に来るようになった今日この頃。
やりたい事はやれるうちにという気持ちがより一層強くなってきました。
そこで、前々から二の足を踏んでいたお遍路を決行する事にしました。
2週間の長期休暇。しかし、歩きではとても88箇所全てを打つのは無理。
費用もそんなにかけられません。
そこで車で車中泊をしながら10日前後で打つ計画を立てました。
メチャ細くて険しい山道もあるようなので、そこは自転車で行くために折りたたみ自転車も搭載!
車内はこんな感じ(^^)
四月末日、自宅のある東京を出発。高速道路を西へ。すると・・
豪雨っ!!
一時PAで停滞です・・
車内のこの適度なタイト感?秘密基地のような空間が心地いい(^^)
2、3時間、仮眠をとりながら車内でマッタリ。
ん・・尿意をもよおしてきた。しかし外はまだ豪雨。
そんな時の秘密兵器!
男でよかったと思う瞬間ですww
さぁ、眠気も膀胱もスッキリしたところで、雨が弱まった隙をついて車を走らせます。
本州を離れて・・
淡路島へ!
夕方までには一番札所のある徳島へ着きたい。
先を急ぎます。
そのうち雨も上がって、なんとか日没までには徳島到着!
そのまま一番札所の霊山寺に向かいます。
霊山寺には私のようにお遍路ビギナーのために門前にお遍路マネキンが設置してありました。
その横で記念にパチリww
お寺ではひと寺ごとに、御本尊と大師堂でそれぞれお経を唱え、お賽銭、お札を奉納します。
霊山寺の横には売店があってそこでお遍路グッズ一式は手に入ります。また、作法、マナーなんかも教えてくれるみたい。
ちなみに徳島は発心の地だそうな。気を引き締め直します。
一番札所を打ったところで今日はタイムアップ。
車中泊すべく近くの道の駅へ向かいます。
さすがお遍路の地、コンビニにもお坊さん。
ちょっと新鮮。
さ、今日は食事も早々におやすみなさいませー。
ZZZ...ZZZ...ZZZ...ZZZ...
翌朝〜♬モーニン♬
ナイス朝日!
周りを散策すると歩き遍路の方とおぼしきテントが4、5張りありました。
いつかは私も歩き遍路してみたい。
さあ、今日から本格的なお遍路が始まります!
その2へ続く。
おっさんの青春18きっぷで一人旅(4.5日目)ラピュタの島、友ヶ島へ
4日目、昨晩は近くの城址公園でテントを張って野宿させて頂きましたが蒸し暑くあまり眠れず・・。
重い足取りで高知駅へ向かいます。
路面電車いーねー。
高知駅から再び本州へ戻り、向かう先はあのラピュタの風景が広がると言われている友ヶ島!和歌山県のちょっぴり沖合いにあるらしい。
明治時代に作られた旧日本陸軍の砲台跡や弾薬庫が長い年月をかけて緑に覆われて朽ちかけている様がラピュタそっくりなんだとか。
念のためネットから拝借。ラピュタ図。
そんでもって友ヶ島は無料のキャンプ場もあるそうで、野宿旅にはもってこいなのです。
今日は友ヶ島へ向かう船が発着する加田というところまで行こう。
そんなラピュタ島こと友ヶ島に思いをはせながら電車に揺られ・・もとい、昨日の寝不足もあり爆睡しながら岡山に到着。
ここで再び民族大移動の洗礼を受けます。
そう、お盆の帰省ラッシュ‼︎
もうね、人の波、激流、渦・・。
在来線もこんなに激混みなのねー。誤算でした。
しばらく駅の片隅で灰になっておりましたが、重い腰を上げてこの激流に飛び込みます‼︎
・・・・1時間くらい経ったでしょうか、寝不足と立ちっぱなしと暑さでとうとうギブ・・。
姫路駅で一旦降りました。
帰省ラッシュは相変わらず・・。
このまま無理して進んでも楽しめないなー・・
ここはちょっと計画を変更して、姫路で一泊することに予定変更。
疲れもピークだったのでもう野宿地探しも諦め、ビジネスホテルに泊まりました。
あー、ベッドサイコー、お風呂サイコー!
たちまち睡魔に襲われ姫路の夜を堪能することも姫路城観光することもなく次の日を迎えるのでした。
5日目。
始発に乗って出発です。
体力も回復していー感じww。
加田駅のある路線はJRではないので18きっぷは使えませんが、なかなか洒落おつな電車の内装でした。
手すりがお魚のフォルムだったり
床に金魚??
シートもお魚のデザインが施されてました。
さて、加田駅に着いて食料と水を調達しようと考えておりました。というのも友ヶ島は基本無人島らしく、しかも飲み水が出るような水道もないんだとか。
駅を降りて、周りをキョロキョロ。コンビニを探しますが見当たらず。まぁ、港に行く道中にあるだろうと歩き始めます。・・んが行けども行けども見当たらず・・Siri姉さんに尋ねて見ます。答えは5キロ先にあるんだとか。そっか5キロかぁ・・ってごきろぉぉ!?
ここまできて途方にくれる訳にはいかん!
地元の方に食料品店がないか尋ねてみます。
「こんな田舎たがらねー。お店ができても数年でしまちゃうのよ。」と。
再びの誤算!やはり5キロ先まで歩くか・・途端にザックの重さが肩にのしかかります。
めげずに四、五人の方に尋ねてみるとやっとこさ「確か、あそこの魚屋さんがパンくらい売っていたと思うよ。」との光明ある返答が!
出船の時間も迫ってきており、背に腹は変えられぬ。そこへ向かいます。パンをたらふく購入して、そして、携帯していた水筒へ水道水を分けてもらい急いで港へ向かいます!
港に到着して愕然・・港にたーんと食料、飲料水が売ってました・・チーン・・。
まぁ、こんな先走りトラブルも一人旅の醍醐味とポジティブシンキング。
港から友ヶ島まで2、30分。
船内も中々の混み具合。大半は日帰り観光みたいですね。
隣でカップルが楽しそうにくっちゃべっているのはスルーして
スカイブルー、マリンブルーに集中。
お盆ラッシュを抜けた先にある楽園めがけいざ、上陸!
私が乗ってきた船が今度は加田港まで戻るお客さんを乗せて帰ります。結構な人数。
さて、この管理棟で受付を済ませてからキャンプ場へ向かいます。
かなり傾斜のある山道を登る、登る、ひたすら登る。ザックとトレッキングシューズの私は難なく進みますがキャリーケースで来てた若者、カップルは大変そう。おそらく海水浴目的なのでしょう。
キャンプ場到着!NICEビュー!
海から吹き上がる風が気持ちいい!!
ザックを降ろしてしばし遠くではしゃいでいる水着のお姉さん方を眺めて・・。
今宵の我が家をおったてます。フライシートなんていらんでしょ。
島には井戸がありましたが、飲めないそうです。この井戸でガンガン水浴びしましたが。
さぁ、ひとしきり休んだあと今回のメインイベント、ラピュタの風景を目指して観光します。
島には、数カ所、砲台跡や弾薬庫跡があるみたいですが、まずは第3砲台跡に行ってみることにします。
また、山道を歩いて、なんか洞窟っぽいところをすぎて、行きたいた先に
おぉっ!
おぉっ!
レンガ造りの壁が草木やツタに覆われてラピュタっぽいねぇ。あのロボットもひょこっと出てきそうな雰囲気を醸し出しております。
しかし、わすれてはならないのはこれが戦争の遺産であるということでしょうか。
あと、照明ひとつない内部の通路や部屋は真っ暗で・・
こんなのだったり・・
こんな感じだったりして夜は絶対行きたくないオーラ満載です。
山の岩肌も苔?に覆われてます。
このあと、第五砲台跡だったかな??そこへも行ってキャンプ場へ戻りました。
風が気持ちいい。けど夜になるにつれてプチ強風になってきました。自分のテントは山岳テントなので平気でしたが、多人数で来ているでかいテントは吹き飛ばされそうになってました。
食事はパンとカップ焼きそばでしたがこの景色が一味添えてくれました。
フライシートをかぶせてないので夜は1人イルミネーション状態。おやすみなさい💤
翌朝、テントを撤収した後、海岸を少し散策。
クジャクを発見!なぜ?
あと、リスもいました。なぜ?
山道を歩いていた時草薮からガサガサしてたのはこいつらか?
友ヶ島はラピュタの島として有名になってしまいましたが、その前に戦争の遺産であこと、また、明治の貴重な建築物であることをも頭に入れておかないとですねー。
でも最後に帰りの船の中で、心の中で叫びましたよ、やっぱりアレを・・
バルス‼︎
おっさんの青春18きっぷで一人旅(3日目)
鳥取の大山に登って、広島の実家でマッタリ過ごした後、三日目は四国に渡ります!
実は他の方の旅ブログで本場、高知のカツオのたたきが超ウマとのこと。
このカツオのたたきを食べる為だけの目的で参ります(^ ^)
ちなみにこのひまわり畑は実家近くのものです。去年の今頃は、天候不順でほとんど咲いていませんでしたが今年はご覧の通り!
瀬戸大橋線で本州とひとまずお別れ。
天気が良ければ絶景なんだろうなぁ・・。
スズメ蜂カラーの電車。
こっちはポツンとひとりボッチ。
四国はあまり乗り継ぎは良くないみたいですが、まぁ急ぐ旅でもなくのんびり行きます。
琴平駅で途中下車。趣のある駅舎です(^ ^)。
門前町をちょっとぶらり。
商店街は意外と閑散としてました。
なんかデッカい酒蔵が見学できるようになってた。この際、金毘羅さんにもお参りしようと思ったけど、乗り継ぎの時間も考えると断念。さて、次へ。
大歩危駅だったかな、祖谷のかずら橋のミニチュアがホームに展示してあった。
阿波池田駅で再度乗り継ぎ待ち。ちょっと駅前をぶらり。
阿波踊りのお祭り期間中みたい。夜から踊るらしい。あー見たいけど、見ちゃうと終電までに高知入りできない・・後ろ髪を引かれる思いで去ります。
ドアーかドアかハッキリしてほしい。
流石にちょっと疲れてきたところで・・
高知到着!!
あっ、お三方、今回はスルーさせて頂きます。
さぁ、早速、本場のカツオのたたきを目指します!まずは有名なひろめ市場へGo!
がっ!・・何という激混み具合・・でかいザックを背負ったおっさんが入る余地なし・・。
しかしここは第2候補。第1候補の明神丸というお店へ向かいます。
ぐっ!・・ここも混んでる・・しかしここまできた以上待ちましょう!
待っている前の調理カウンターがガラス張りになっていてカツオを藁で炙るのがちょっとしたパフォーマンスになってます。
ファイヤー!!
結構な炎です。
そして待つこと小一時間。私の順番が来ました。
カツオのたたき定食とウツボの唐揚げを注文。
まずはウツボを一口・・ウマっ!
ぷりぷりの食感でフグっぽい。
そして
待ちに待ったカツオを・・ウマーーー!!
藁で炙ったちょっとスモーキーな香りと赤みがねっとりとろける感じ!うん、来たかいがありました。塩、タレ、薬味などそれぞれ分けて食べて見たけど誰もウマし。
このブログを書きながらまた、その味を思い出して来ました。
さて、お腹も満たされた途端に疲れがどっと出てきて、この後、写真を撮る余力もなく、近くの城址公園にてテント野宿。
寝苦しい夜を迎えるのでした。
四日目へ続く。
おっさんの青春18きっぷで一人旅(2日目)
初日はただただ東京→広島の移動に徹しましたが・・今日は広島→鳥取に移動して日本百名山でもある伯耆富士こと大山に登ります!
青春18きっぷの旅といいつつ今日は広島の実家にある親父の車を借りて大山の登山口へ。
道中の景色も素敵です(^ ^)
登山口にはモンベルストアもあり何か忘れ物をしてもここで調達できそうですね。
モンベルTシャツで登っている方も結構しらっしゃいましたね。
登山口駐車場は9:00の時点でほぼ満車!
かろうじて駐車できました。
さぁ、登山口に到着!
登山道は階段状によく整備されていて登り易い〜・・?と思ったのもつかの間、これが延々と続きます。
歩幅が合わないと結構ツライ・・。
あと登山あるあるですが階段状の道は踏み込む足がいつもどちらかに決まってしまう(・_・;
うーん、もう少し雲が晴れてくれたらいい眺めなんですが・・今年の夏はなかなか快晴とはいかない日が多いですね。
6合目にとうちゃーく!
多くの方が腰を下ろしてひと休みされています。
ふと目をやると・・
おぉっ!見事な北壁!!
この崩れっぷりが男らしい!!
ここで写真をバシャ撮りしました!
ガスにけぶる姿も渋いなぁー。
しばらく見惚れたのち、再び登りはじめます。
それにしても今日は夏休み期間の日曜日とあってか、登山道が渋滞するほどの人、人、人。
愛されてる山なんだなぁ〜。
高山植物の花々にも目をやる余裕が(^ ^)
頂上に近づくにつれガスが濃くなってきました。
階段から木道に変わり、周りは天然記念物のダイセンキャラボクが群生しています。
登りはじめてから2時間弱、ほぼコースタイムで山頂に到着!
残念ながらガスガス・・
晴れていると麓まで見えて素敵な景色なんだろ〜なぁ。
脆い花崗岩の山である大山。崩れゆく山。
山頂の避難小屋も賑わっておりますねー。
さて、ひとしきり、マッタリしたあと、下山を開始。復路も渋滞です。
瑞々しいブナ林が発するマイナスイオンをいっぱい浴びて森林浴🎵
下山完了〜!!
帰省するたびに登りたいと思いつつ、できていなかった大山登山も今年やっとできて満足満足(^ ^)
ソフトクリーム食べたい・・
おっさんの青春18きっぷで一人旅(3日目)に続く。
おっさんの青春18きっぷで一人旅(初日)
8月、お盆の時期。
長期休暇を利用して電車のひとり旅を計画してみました。
んがしかし、庶民である私にとって豪華観光列車は高嶺の花・・そこでおっさん、青春18きっぷを購入!
鈍行列車に揺られて気の向くままの旅といたしましよー(^ ^)
切符は19,000円弱、ひとり旅だと5回分使用できます!JR太っ腹!
ちなみに荷物はこんな感じ
最終的には少し変更したけど基本バックパッカースタイルでテントも詰め込み野宿も辞さず!
まぁ、ある目的地でキャンプ🏕予定でもありますので。それは後ほど。
早朝、自宅のある東京都町田市からスタートです。
まずはお墓まいりも含めて実家のある広島県府中市まで怒濤のノンストップ移動!
始発こそ空いていました・・が、お盆なめてました。新幹線以外でも在来線は混み混み(><)
重くてデカイバックパックは荷物棚には収まらず右往左往・・。
写真も食事もとる暇もなく気づけば関東を抜け・・
大垣でチョット混み具合も落ち着きひと休み。
牧歌的な風景に癒されながら
関ヶ原を通過〜
関西に突入する頃には日も傾き始めてきた。
チョットお疲れモードに・・
ガンバレ俺・・
実家までラストの乗り換えです!
高校生までよく利用していた福塩線に乗り込み懐かしさにふけりながら
とぉーちゃーく!初日の目的地、広島県府中市です!
移動時間約15時間。明日から弾けるぞー!・・という事で、今日は実家で早々に眠りにつきますzzz